捻挫

捻挫

捻挫とは?

捻挫とは?

捻挫は、関節に負担がかかることで起こる怪我の1つです。関節を支えている靭帯(じんたい)が伸びすぎたり、部分的に切れたりすることで発生します。特に足首の捻挫は日常生活でよく起きる外傷で、スポーツ活動中やちょっとした段差を踏み外した時など、様々な場面で起こる可能性があります。

捻挫は適切な処置を行わないと症状が長引く可能性があります。また、繰り返しの捻挫により関節の安定性が低下し、頻繁に捻挫するようになることもあります。捻挫の痛みでお困りでしたら、神戸市西区・伊川谷・明石のさいた整形外科リハビリテーションクリニックへご相談ください。

捻挫しやすい人はこのような人

普段から運動習慣が少なく、筋力が不足している方は捻挫のリスクがあります。 特に下肢の筋力低下や、バランス感覚が十分でない方は要注意です。

また、過去に捻挫を経験したことがあるご高齢の方、O脚やX脚など足の形に特徴がある方、運動不足なども捻挫しやすい傾向にあります。

捻挫の原因

捻挫は関節に相当な負担がかかることで発生します。スポーツをしている時の急な方向転換や着地の失敗、階段での踏み外しなどが主な原因です。

疲れている時には注意力が低下していることがあり、普段なら足を踏み外さない部位でも捻挫してしまうことが少なくありません。またご高齢の方の場合は、足の筋力が低下していたりバランス感覚が鈍くなっていたりすることがあるため、若年層の人よりも捻挫しやすいと言えます。

また、サイズが合っていない靴や、底が磨耗して滑りやすい靴を着用している場合も捻挫が起こりやすくなります。

こんな症状はありませんか?

  • 腫れが強く、足首や膝などの関節がかなり腫れている
  • 歩行時に激しい痛みがあり、体重をかけることができない
  • 捻挫してから1週間以上経っても痛みや腫れは改善しない
  • 繰り返し捻挫を起こしている
  • 内出血による皮膚の色が広く見られる
  • 関節を動かすと激しい痛みがある など

捻挫の検査・診断

捻挫した状況や痛みの程度、腫れの状態などを確認するために、医師による問診と診察を行います。必要に応じて画像検査し捻挫や靭帯の損傷状態を調べることもあります。

靭帯の損傷の程度や関節の不安定性、腫れの程度などを総合的に評価して治療に繋げます。

捻挫の治療

捻挫の基本的な治療は、RICE処置(Rest:休息、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)で、重症度に応じてテーピングや装具により固定します。急性期の痛みや炎症を抑えるために消炎鎮痛剤を使用することもあります。

痛みや腫れなどの症状が治まったら、運動療法や筋力強化のためのリハビリテーションを行う場合もあります。重症な例では靭帯を修復する手術が必要になるケースもあります。

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