股関節の痛み

股関節の痛み

股関節の痛みでお困りではありませんか?

関節リウマチとは?

股関節は私たちの全体重を支えて、歩行や日常動作に欠かせない重要な関節です。股関節は大腿骨の頭部と骨盤がボールとソケットのような形で構成されており、様々な方向へ動けるように対応しています。しかし加齢や荷重、外傷などによって痛みが生じることがあります。

こんな症状はありませんか?

  • 歩行時や運動時に股関節に痛みを感じる
  • 長時間の座位で股関節に違和感がある
  • 足を開く動作が難しい
  • 股関節を動かすと違和感やひっかかり感がある
  • 脚の付け根から太もも、膝にかけて痛みが広がる など

股関節は長い年月をかけて変性することが多いため、気づかない間に悪化する恐れがあります。このような症状がある時は、神戸市西区・伊川谷・明石のさいた整形外科リハビリテーションクリニックへご相談ください。

こんな症状がある時は、早めにご連絡を

股関節は転倒による骨折の衝撃を受けやすく、場合によっては骨折し歩行困難となる場合もあります。次のような症状がある場合は、できるだけお早めに当院へご相談ください。

  • 激しい股関節痛により歩けない
  • 両脚の長さが違う
  • 足全体がしびれる など

股関節の痛みの原因

股関節の痛みの原因として、次のような疾患が考えられます。

変形性股関節症

加齢や負担により股関節の軟骨がすり減り、骨が変形する疾患です。歩行時の痛みや違和感、可動域制限などが現れます。レントゲン検査などで関節の状態や周囲の組織の状態を確認します。

消炎鎮痛剤の投与や運動療法など、症状の程度に応じて段階的な治療を行い、症状が進行している場合は人工股関節置換術が必要になることもあります。

大腿骨骨頭壊死症

大腿骨骨頭部に血液が十分に供給されなくなることで、骨組織が壊死(えし)する疾患です。ステロイドの使用や過度な飲酒が要因となると考えられています。レントゲン検査などの画像検査によって壊死の範囲や進行度を評価します。

初期では免荷(めんか)と言って患部に体重をかけないようにして姿勢を保持し、負担の軽減をはかります。症状が進行している場合は人工股関節置換術を行うケースも少なくありません。

股関節唇損傷

関節の縁にある軟骨(関節唇)が損傷する疾患です。スポーツや事故で発生することがあり、若い世代にも見られます。画像検査によって損傷部位の状態を観察して、必要に応じて関節鏡検査で損傷の程度や範囲を詳細に評価します。

治療は損傷の程度によって異なり、消炎鎮痛剤の使用や運動療法といった保存療法を行う場合や、関節鏡視下での手術など様々です。

臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)

生まれつき股関節の臼蓋(ソケット部分)の発達が不十分な状態を指します。放置すると変形性股関節症に進行するリスクが高まります。レントゲン検査などで臼蓋や周囲の状態を確認します。

年齢や症状により治療方針が異なり、若年層では骨切り術という臼蓋の一部を切って体重がかかる部位をずらす手術を検討します。場合によっては人工股関節置換術を行います。リハビリテーションも同時に行い、総合的にアプローチをする必要があります。

股関節周囲炎

股関節周辺の筋肉や腱の炎症による疾患です。股関節に負荷がかかる不適切な運動姿勢が原因となることが多いです。診察や問診で痛みの部位を特定して、画像検査によって炎症部位の状態を確認します。

急性期では消炎鎮痛剤の使用やアイシングを行い、徐々にストレッチや筋力トレーニングを実施します。正しい運動姿勢の指導や生活習慣の改善など、再発予防に繋げることが大事です。

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